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清水の朝は,やっぱりこれですね。

この日は金環日食であった。といっても私は「なんだか曇りのようだし,まあ清水でも日食観測用メガネは買えるだろう,そもそも皆既じゃなくって金環だからイマイチだよなあ」と高をくくって何も準備していなかった。ちなみに前日に清水まで送ってくれたYくんはドラえもん柄(だと思った)日食観測用メガネを横浜のヨドバシカメラで2000円近く支払ってゲットしていたが,けっきょく家族の皆さんに取られてしまったようだ。私からみて2000円はぼったくりのような気もしたが,彼は「だってビクセンだぞ! ケンコー製じゃないぞ!」と言い訳していた。それって天文マニアしか理解できないよ。

そして私であるが,実はきのうレイバンのサングラスを買うときにメガネの春田で日食観測用メガネも買おうと思ったが売り切れていた。まあどうでもいいや,でもなんか天気が良くなってきたなあ。そこで,こんなものを作ってみた。

日食観測用メガネがなくても投影方式であれば目を痛めることなく観測できる。構造は簡単で,大きな厚紙にボールペンで小さな穴を開けて,クエスト備え付けのメモ用紙に太陽の姿を投影する。

こんな感じで日食を見ることができる。

そして清水付近で金環食となる午前7時30分過ぎ。このときは薄曇りで投影できなかったが雲がフィルターとなってゴールデンリングを見ることができた。この時間帯の外の風景は真っ暗というわけではないが夕暮れのような明るさになる。

こんな状況のBGMに最適なのはPink Floydの Brain Damage と Eclipseのメドレー。世界のいろんなLunaticの人たちがライブ画面に登場する。なんというか20世紀だなあ。最後にはしっかりと金環食も出てくる。



こうして日本滞在の時間は過ぎていく。…え,最大の懸案であったカタナ・ツアーって何のことかって? …まだ詳しいことは言えないのですが,これの真偽がわかる人がいたらご一報ください。

余談だけど今回のブログのタイトルはいずれもPink Floydの歴史的傑作「The Dark Side of the Moon」フィナーレを飾る歌。このアルバムは日本でも第2位まで上り詰めたが,第1位の天地真理には勝てなかったようだ。天地真理,おそるべし。
横浜の朝。遠くにベイブリッジが見える。

こちらはMM地区。全体的に風景が黄色くかすんでいるのだが,この時期は黄砂が飛んでいるのだろうか。それとも通常と変わらないスモッグだったのかよくわからない。

シウマイの殿堂。

シェラトンは横浜駅前にあるので,こういう風景も楽しめる。183系国鉄色だ。修学旅行列車らしい。

まずは朝食をとる。前回シェラトンに泊まったときには中国料理店も選べたのだけど,今回はふつーのカフェテリア形式のレストランのみが用意されていた。その代わりルームサービスも選べたようだがメニューが乏しくなるのでレストランまで行く。

朝食後は清水に移動する。今回はYくんが特別に清水までクルマでドライブしてくれるという。その最大の理由は…

新東名を通ることであった。

新東名は最初にジャンクションからぐわーっと高いところ(民家がほとんどない山の裾野)まで登り,そのあとはほとんど同じ高度を保ちながら高架橋とトンネルで直線をキープする構造になっている。これが国土の狭い日本で140キロ走行を可能とした設計である。

しかし,そんな贅沢設計がアダになって3車線が2車線に経費削減,けーさつも責任逃れで最高速を140キロまで引き上げる度胸がなく,けっきょく通常どおり時速100キロのニッポン式高速道路になってしまった。せっかく広々とした道路を作ったのに猪瀬ポールが延々と左端の車線をふさいでいる。

まあ,これだけ広い路肩のおかげで,さっそく逆走じいさんが現れたが事故もなく済んだようですね。猪瀬はそういった高齢化社会の歪みまで見越していたのだろう。

今回のドライブ,道路はガラガラだったけれどサービスエリアはどこも大混雑であった。駿河湾沼津SAにはドッグランも用意されている。犬連れの人々がたくさん訪れていた。

…っていうか,なんか狭くないかこれ? 日本とはいえ自分の家の近所の公園のほうが広いのではないだろうか。単に飼い主同士で犬の見せびらかしの会をやるための設備のような感じであった。

再び新東名を走り,清水PAも訪れてみる。ここにはバイク用品ショップがあると云うことだが,はっきりいってしょぼかった。そのかわり元・清水市民が初めて見ることができる光景が広がっていた。

小河内地区を走る国道52号線。清水に住んでいたときにはBlackfacedsheepさんと富士川町の佐野さんちまでベーコンを買いに行って,帰り道は山岳ルート経由でよく走ったなあ。

新清水ジャンクションから清水連絡路に入る。ふつーはこのまま旧東名に入って清水インターチェンジで高速を降りるのが一般的だけど,伊佐布出身のYくんとしては,その手前の清水連絡路にある清水いはらインターチェンジで降りるのが通というものだ。

この清水いはらインターチェンジ,当初の名称は伊佐布インターチェンジだった。伊佐布の地名が全国デビューか? と期待していたのだが,けっきょく採用されなかった。

それにしても(旧名)伊佐布インターチェンジ,外部と連絡する道路がものすごく狭いし道案内もほとんどない。何も知らずに降りると遭難しそうな場所である。おそらく清水港にダイレクトアクセスする道路を将来的に作るのだろうけれど,それまでは1日100台も利用者があるのだろうか? 新東名でいちばん利用者が少ないインターチェンジになりそうな予感がする。

この付近の高速道路構造物,いずれも強引に高度を稼いでいる。その下に広がるのがYくんのふるさと伊佐布である。伊佐布の風景はこの10年で大きく変わってしまった。

こうしてYくんに清水のクエストまで送ってもらう。

この日は日曜日。翌日が金環日食で清水の駒越付近に中心食線が来るというのでクエストも満室気味であったが,どうにか部屋を用意してもらった。スタッフの皆さんありがとうございました。

今回も清水でいろいろ用事がある。最大のイベントはカタナであるが,もう1つのイベントは買物。その場所は…ここです。

清水ではおなじみメガネの春田。私にとってもあまりに日常的な存在で逆に存在感が薄かったのだけど,実はこの店,日本でも有数のレイバン(サングラス)の安売りショップであった。

私はニュージーランドでクルマを運転するとき,このごろサングラスが必須となっている。特に冬のニュージーランドは雨と晴れがめまぐるしく入れ替わる。そのためにウェット路面に朝日が反射している状況でプケコさんを学校まで送り届けるのにサングラスが必要となるのだ。最初は安物のサングラスを使っていたが,香港でレイバンを買ってきて使ってみたらさすがに性能が違う。日陰でも暗くならず,色彩も変わらずに眩しさだけをしっかりとガードしてくれる。

更に私はレガシィとセリカと2種類のクルマを使うので,もう1つレイバンを買ったほうが何かと便利だ。それでいろいろと調べてみたら,やはりレイバンの基本といえばいわゆるアビエーターと呼ばれるクラシックモデル,RB3025フレームを使い,更にレイバンのオリジナルカラー「レイバングリーン」を採用したW3280レンズを使用したものが1つほしい。

レイバンの希望小売価格は21000円。これがオークランド空港の免税店では260ドル(約16000円),成田の免税店でも16000円くらいである。というか,これらの店にはもっとファッショナブルなレイバンばかりで,私の希望するフレーム&レンズの組合せは売っていない。

そこでインターネットでレイバンの安売りショップを探していたら,ちゃんとした品質で1つ10500円で売っているところを発見した。それがなんと灯台もと暗し,メガネの春田であった。しかも店頭でもネット価格で買えるという。

そんなわけでフレームRB3025,レンズW3280をゲットしてきました。

Blackfacedsheepさん用にも同じレンズフレーム,違うカラーのモデルを買う。メガネの春田のレンズクロスを見たのは40年ぶりくらいかな?いい買物であった。正しいメガネでしあわせを。
それではお待たせいたしました。日本までカタナ・ツアーの開始である。

いつものようにセリカでモーターウェイを南下してオークランド空港に向かう。

ニュージーランド航空のKoruラウンジには簡易カフェがあり,バリスタがニュージーランド名物フラットホワイトなどを作ってくれる。いつもは大混雑で私は避けているのだが,きょうは比較的すいていたのでフラットホワイトを注文した。

すいていた,といってもバックオーダーを5人分ほど抱えている。カウンターに置いてある申込用紙(というか紙切れ)に自分の名前と飲みたいコーヒーの種類,砂糖などのリクエストを書き込んでソーサーに置いておく。するとバリスタは順番にコーヒーを作ってくれる。

待つこと5分ほど,おばちゃ…おねーさんのバリスタが「えでぃ!」と呼ぶ。私のフラットホワイトができたようだ。あとはオムレツなどをお皿に盛って簡単な朝食とする。

本日はNZ99便で成田までのフライト。

ほぼ定刻にプッシュバックを開始してランウェイ27Lからテイクオフ。座席は恒例のプレミアムエコノミー。

プレミアムエコノミーのシートピッチは窓2枚。約1メートル,38インチである。このシートピッチは世界のプレミアムエコノミーと呼ばれる椅子の標準間隔であり,JALのクラスJ,東海道新幹線の普通席とだいたい同じ。ちなみに一般的なエコノミーのシートピッチは窓1.5枚,約80センチとなる。

この現代のプレミアムエコノミーのシートピッチ,じつは40年くらい前の国際線エコノミークラスの標準シートピッチだったようだ。しかしジャンボジェットの登場後はシートピッチ80センチ前後が主流となる。やっぱりジャンボジェット前の空の旅は優雅だったのだなあ。

優雅といえば,今回のフライトから私はニュージーランド航空のゴールドエリートとなったのだが,いきなりサービスマネージャが満面の笑顔で私の席に来て「エディさん,いつもご搭乗ありがとごじゃります」とシェイクハンドであった。う〜む…JALとの共同運航便の時代にはJMBダイヤモンドでもこんな待遇はなかったのだが…

水平飛行に移って朝食サービス開始。まずはスムージー。

フルーツサラダにパック入りのヨーグルトを掛けてフルーツヨーグルトを自分で作る。機内エンターテインメントでVan Halenの14年ぶりの新作「A Different Kind of Truth」を聴く。

Van Halenはデビッド・リー・ロスがボーカルとして完全復帰している。声は昔の雰囲気だが…みんな歳をとったなあ。まあ新境地を開拓するアルバムではないが,みなさんお元気ですか,みたいな位置づけでしょうか。

メインコースはネギのオムレツにチキンソーセージ。

食後はしばらく眠る。そして赤道上空でおやつタイム。いつもは睡眠を優先させてパスしているのだけど,たまにはタルトとコーヒーくらい楽しんでみよう。

その後はiPodで音楽を聴きながら体を休める。これまでは退屈しのぎに仕事を進めていたけれど,やっぱり何もせずに体を楽にするのがいちばん体調管理にいいようだ。

グアム島上空でセカンドミールの開始。まずは和風前菜盛り合わせ。これが今年の9月下旬まで同じメニューで続く。

ニュージーランド航空のプレミアムエコノミー,機内食のメニューはビジネスとほぼ同じだけど,サーブする頻度が異なる。デザートは最初から前菜と同じトレーに置いてしまう。

メインコースは和食を選んでみた。奥にチラリと見える茶ソバは熱くてふにゃふにゃで宇宙食みたいなタレが掛かっていて壊滅的な状況であった。

こうして16時45分すぎ,ほぼ定刻にNZ90便は成田空港ランウェイ16Lにタッチダウン。なが〜いタキシングでターミナル1に向かい,いちばん端っこの44番スポット(ニュージーランド航空の定位置)から延々と動く歩道を早足で移動して入国審査。どうにか17時16分の成田エクスプレスに間に合った。

きょうはYくんと飲む予定なので,この列車でそのまま横浜に向かう。お宿はシェラトン横浜。部屋だけクラブフロアにアップグレードしてくれた(しかしラウンジは使用できず)。

今回は「朝食 & お部屋のミニバー1000円分サービス」というプランを利用した。ミニバーはいちおう揃っている。

しかし…ウィスキーのミニボトル1300円って,こりゃいったいなんですか?

これなら部屋でしょぼしょぼ飲むのではなく,下のバーで飲んでも値段は大して変わらない。Yくんと下のバーで飲んだ後,私は1人で部屋に戻って,それでももったいないのでチューハイ(ミニバーのメニューによると「カクテル」と称する)550円を1本開けて寝るとしよう。

窓の外には横浜駅。鉄分補給には最適のホテルかもしれない。おやすみなさい。
明日から再び日本に行く。

今回も雑用が多いが,そのひとつがカタナである。

え? いやその,べつにバイクを買いに行くわけではありませんが,究極的にめんどくさい雑用です。あしたはプレミアムエコノミーなので隣に誰も座りませんように(スカイマークのパイロットはおもしろいから座ってもいいです)。

というわけで1週間ほどブログは休みます。
このまえケア君がラザーニャ用に作ったミートソースが残った。

そこでBlackfacedsheepさんがハンバーグを作る。

となれば私はトマトとハラペーニョを買うしかない。おなじみHyperionのピノグリPhoebe2010年も忘れずに。

これらを合体すればスパイシーモスバーガーの完成である。今回はゴージャスにチーズを載せてスパイシーモスチーズバーガー(バンズ抜き)だ。

モスバーガーは日本に住んでいたときによく食べていたが,ニュージーランドに存在していない。だから自作するしかない。しかし冷静に考えてみると,これってトマトを境界線として,下が固形のハンバーグ,上は分解したトマトソースのハンバーグのような気がする。

ところでスパイシーモスバーガーのポイントは塩漬けのハラペーニョである。これに関連してBlackfacedsheepさんがとある出典から「メガデスっていう辛いソースがあるんだって」と教えてくれた。

なんでもハラペーニョの500倍の辛さということであるが,私はメガデスというとこっちを思い出してしまう(正確に言うとスペルがMegadethでちょっと違うが)。いずれにしても画像は微グロ中尉。まあなんといってもモチーフがロズウェル事件のうちゅーじんなんで…



勇者がいたらスパイシーモスバーガーにメガデスソースをかけてメガデスを聴いて人類未到達の領域に行ってください。私はパスします。